頭痛外来
頭痛外来

日常的に頭痛に悩まされ、つらくても「頭痛くらいで…」という思いから、医療機関を受診せず、市販薬を服薬して対処されている方も少なくありません。頭痛外来は、そのようなつらい頭痛に悩まれている方々のための窓口であり、様々な頭痛の症状に対して、医学的に診察、検査、診断、薬の処方を行います。
片頭痛の名称は頭の片側が痛むことに由来しますが、両側の頭痛を経験する方もいます。女性に多い傾向があります。
頭痛の前に、キラキラと何かが見える、ギザギザの光が見える、といった視覚性の「前兆」があるものとないものがあり、前兆は多くの場合、60分以内に終わり、続いて頭痛が始まります。頭痛はズキンズキンと脈打つように痛み、吐き気や嘔吐・眠気を伴うこともあります。光や音、匂いに敏感になることもあります。片頭痛の発作は通常4~72時間程度で、症状が消えると普段と変わりなく過ごすことができます。
片頭痛は完全に解明されていないものの、疲労やホルモンバランスの変化、光や音の強い刺激などによって、三叉神経という神経から炎症物質(CGRP:痛みの直接の原因とされているタンパク質)が放出され、硬膜(脳の表面の膜)に炎症と血管拡張が生じて起こると考えられています。
片頭痛の治療は、頭痛発作を早く鎮めるための急性期治療と、頭痛がない日も毎日お薬を飲んで、頭痛発作を起こりにくくする予防療法があります。
緊張型頭痛は頭痛の中で最も頻度が高く、後頭部、こめかみ、ひたいを中心に頭重感や圧迫感、または締めつけられるような痛みがジワジワと発生し、しばらく続きます。眼の奥が痛くなることもあります。
筋肉の緊張(血行障害)、あるいは精神的・肉体的ストレス、疲労、自律神経の乱れなどによって起こります。長時間、パソコンや車の運転などで前屈みやうつむきの姿勢が続くと、頭や首、肩の筋肉に負荷がかかり、血流が悪くなって頭痛が起こりやすくなります。
群発頭痛は、片側の目の奥がえぐられるような強烈な痛みが起こります。一定期間に集中して起こるため「群発」という名称がついています。年に1~2回程度発症し、群発期には1回につき数十分から2時間程度の激しい痛みが生じ、1~2カ月にわたって続きます。1日に何度も起こすこともあります。比較的稀な疾患で、男性に多く発症する傾向があります。
二次性頭痛は病気が原因で起こる頭痛です。見逃すと危険性が高い病気には、くも膜下出血、脳腫瘍、脳梗塞、脳出血などがあります。
頭痛に加え、以下のような症状が伴う場合には、脳の病気が隠れている可能性があります。速やかな受診が必要です。
当院では、抗CGRP抗体薬(アジョビ)導入しています。患者さんとよく相談した上で抗CGRP抗体薬(アジョビ)を投与することとしています。
4週間ごとに1回1本注射もしくは12週間に1回3本注射
注射1本あたり約12,500円 + 診察料
※保険適用には片頭痛の確定診断がついていることに加え、既存のほかの治療を行っても効果が十分でないなどの条件を満たす必要があります。
※投与方法については、診察の上で決めていきます。
※4週間ごとの投与の場合は開始3カ月後に、12週間ごとの投与の場合は開始6カ月後に、症状の改善が見られない場合は投与を中止する可能性があります。
注射部位反応(痛み、発赤、かゆみ、内出血、腫れ)、皮膚のかゆみ、じんましん、発疹、まれな副作用として、重篤な過敏症が起こることがあります。
重篤な過敏症を疑う症状があらわれた場合は、受診日をまたず当院にご相談ください。
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